【2018年度卒業生インタビュー】主務 菅原優人

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プロフィール

 

1.4年間を振り返ってみてどうですか?

一言でまとめると大変な4年間だったと感じています。

2年生になってから60単位を取得することとなり、どんな生活になるのかと不安でした。平日の大半は授業、土日は部活、そして夜はアルバイトと、忙しいなかで時間をやりくりする必要がありました。

 

そのため、最初の方は、自分がどのように生活していくことがベストなのか右往左往することもありながらも、学年が上がっていくにつれて徐々に慣れていくことができました。

 

 

2.福祉大では何を学びましたか? 取得資格や学んだことについて教えてください

 私は教育全般に関わる勉強をしてきました。そこで、教育に必要な力は、子供に合わせた指導を行うことだと感じるようになりました。集団で生活するとはいえ、成長の度合いは子供によって様々です。だから、子供一人一人に合わせた、関わり指導などの教育がこれからの教員生活で必要な視点だと考えています。

資格取得は、中学校教諭一種免許(社会)、高等学校教諭一種免許(地理歴史・公民)、特別支援学校一種免許(聴覚・知的・肢体不自由・病弱)、防災士です。

 

 

3.「東北福祉大学」でテニスをして良かったことはありますか?

 上下関係や時間の使い方を学べたことです。やはり、これから社会人となる上で、上下関係というのは欠かせないものです。

上下関係は、テニス部に所属できたからこそ経験することができたことであったと思います。

 時間の使い方に関しては、授業、部活、アルバイトの3つをこなしていかなければいけない中で、時間の大切さというものを学びました。

 

限りある時間をどのようにしていけば有効に使えるか、常に考えて行動する視点は、テニス部に所属して活動してきたからこそ経験し身につけられたことだと考えています。

 

 

4.就職活動(公務員試験)に際し、福祉大(もしくは部活)での活動が活かされたことはありますか?

 時間の使い方、自分を磨くことの2点です。

 2年生のころから、時間の使い方には常に迷って生活していました。アルバイトをやめようか、部活の時間はどのように確保していくか考え、様々なやり方を実行しながら、行動していました。教員採用試験の際も、常に時間の使い方に迷いながらも、様々な方法を考えながら、実行し、自分のスタイルに合った方法を探す。この迷いながらも、行動することができたことが結果として、教員採用試験で生かすことができたのだと感じています。

 

1,2年生の時は、特に、時間を気にせず、自分のできないこと、苦手なことに対して時間を気にせず練習していましたが、それでは、時間の無駄が多いことに気づきました。

それは、部活だけでなく、勉強でも同じことであり、できないことばかりを続けていると、モチベーションは続かず、テニスに対する意欲が下がってしまいます。

 

自分の苦手としていることに対して、自分のレベルにあったところまで、勉強メニューのレベルを落とし、徐々にステップアップしていき、できることが増えていけば自信がつきます。

それこぞが、自分を磨く上で大切なことなのだと気づくことができました。

 

 

5.卒業後にしてみたいことはありますか?

特別支援学校スポーツ大会です。私は、特別支援学校教員として4月から勤務します。

これまでのスポーツ生活で学んだ、スポーツの楽しさやスポーツで学べる考え方などを広く障がいのある子供たちと、共有する機会を作りたいと考えています。

 

特別支援学校では、通常の学校と比べて、大会を通して広がる、他の学校との交流が多くありません。その交流の輪を東北・全国へと広げていくことができたらと考え、特別支援学校スポ―ツ大会を企画・運営してみたいと考えています。

 

 

6.後輩へのメッセージ

大学は様々な学びができます。しかし、学びというのは強制させられるものではありません。決して誰かが、丁寧に教えてくれることでもありません。ましてや、人に勧められたものが自分に合ったものなのかもわかりません。自分の興味・関心のあることがあるならば、それを追求する時間に充てるべきだと考えています。

 

皆さんには可能性があります。

でもそれを、みんなが遊んでいるから・さぼっているからという理由で流されることで、可能性を消さずに生活して欲しいです。

 

大学4年間の学びが、最高の人生へのスタートラインとなるように願っています。

短い間でしたがありがとうございました。